
電化製品のカタログにACやDCという表記を見かけることがあります。意味や違いをご存じでしょうか。今回はACとDCの違いや特長について解説します。
AC・DCどちらも電気の流れを指します。AC(Alternating Current)は「交流」、DC(Direct Current)は「直流」を意味する言葉で流れ方に違いがあります。
交流は、電気の流れが常に変わっていく方式になります。同じリズムで交互に向きを変える電気の流れ方です。家庭でコンセントから流れる電気は全て交流になります。一方で直流は、常に一定方向に電気が流れる方式で電圧も一定です。乾電池やバッテリーから流れる電気は直流になります。
家庭で電化製品のコンセントはプラグの向きを気にせず差し込むことが多いと思います。これは交流用の電気製品だからです。一方で電池を使う電気製品は、電池の向き(プラスとマイナス)を確認して差し込むと思います。これは、直流用の電気製品だからです。
交流電源(AC)の特長
電気の流れが周期的に変化する交流電源の特長は以下の通りです。
- 変圧しやすい
- 通電中でも遮断がしやすい
- プラスとマイナスを気にしなくていい
交流電源は、発電所から送られた電気を適切な電圧に変えてくれます。そのためコンセントに差し込むだけで、さまざまな電気製品を使うことができるのです。利用する電化製品には、絶縁性能など高いスペックが求められます。
直流電源(DC)の特長
一定方向に電気が流れる直流電源の特長は以下の通りです。
- 回路に進みや遅れがない
- 無効電力が発生しない
- 蓄電できる
消費されない電力(無効電力)が発生しないため、効率よく電力を利用できます。加えて電池やバッテリーに蓄電できる点も大きな魅力です。一方で電力の遮断が難しく、交流電源に比べ変圧装置が高額になり、メンテナンスも大がかりになります。
AC/DCアダプターで電源を変換
当社の業務用防犯カメラは、DC(直流)電源です。AC(交流)の環境で利用する場合には「AC/DCアダプター」を使うことでAC電源に変換ができます。当社にて防犯カメラの設置を行う場合には、設置環境に最適な周辺機器を組み合わせております。
防犯カメラ設置・運用サポートも対応
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