
防犯カメラと聞いてどんな形や機能をイメージしますか?防犯カメラは用途に応じて様々な形や機能があります。選びがいがあるものの設置場所に最適なカメラを選ぶのは難しいものです。そこで今回は、防犯カメラをはじめて購入する方、防犯カメラの買い替えを検討している方向けに、防犯カメラの種類について映像の伝送方法にスポットをあてて紹介します。防犯カメラを購入する際の参考になさってください。
映像の伝送方法による防犯カメラの種類には、ネットワークカメラと同軸カメラの2種類があります。
ネットワークカメラとは?

ネットワークカメラはLANケーブルを使用し映像を伝送するカメラになります。マイク内蔵・スピーカー出力が搭載・スマホから直接音声で威嚇するなど機能が非常に多いです。加えてここ数年、人工知能などを搭載したものなど高機能製品が多数販売されはじめています。
工事面では、同軸カメラに比べ逆にコストを抑えることが可能です。特に大型施設や高層ビル、同じ敷地内に工場や倉庫が点在している場合、数十台規模の工事の場合には工事費用をかなり抑えることができます。加えて設置後の増設についても、同軸カメラと比べて容易に行うことができます。
高機能・工事費が削減・増設がしやすい
デメリット
カメラが高額
同軸カメラとは?

同軸カメラは、同軸ケーブルを使用し映像を伝送するカメラです。電波やノイズの影響を最小限にできるため、映像を安定して伝送することができます。同軸ケーブルを伸ばせば、長距離でも映像を伝送することができ、既存のケーブルを用いて高画質な映像を撮ることも可能です。同軸カメラの本体価格は、低コストのものが多いため、予算があまりとれない場合や小規模施設の設置に利用されます。
※同軸ケーブルの正式名称は「発泡ポリエチレン絶縁ビニルシース同軸ケーブル」英語はCOAXIAL CABLE(コアキシャルケーブル)です。
カメラが低コスト・長距離の伝送が可能・既存ケーブルの活用が可能
デメリット
工事費用がかかる・増設が難しい
ネットワークカメラ・同軸カメラの比較
防犯カメラ選びで失敗しないためには、設置環境や目的などに応じて適切なカメラを選ぶことが大切です。ネットワークカメラと同軸カメラにもそれぞれ特徴があります。メリット、デメリットを理解してからカメラを選ぶといいでしょう。
ネットワークカメラ | 同軸カメラ | |
---|---|---|
本体価格 | △ | 〇(比較的安価) |
本体機能 | 〇(高機能) | △ |
伝送距離 | △ | 〇(長距離にも対応) |
工事(設置) | 〇 | △ |
工事(増設) | 〇(増設が容易) | △ |
防犯カメラを選ぶポイント
防犯カメラを選び方のポイントをまとめました。
- カメラの形状「ドーム型・バレット型・PTZ型」
- 映像の伝送方法「同軸カメラ・ネットワークカメラ」
- 防犯カメラの基本性能「解像度とフレーム数」
- 防犯カメラのレンズ「固定・手動ズーム・電動ズーム」
- 防犯カメラの基本性能「赤外線LED、ウォームライトLED」
- 防犯カメラの基本性能「防水防塵/耐衝撃」
- 防犯カメラの基本性能「逆光補正 120db」
- 防犯カメラの基本性能「カメラに電源を供給する方法」
- 防犯カメラの基本性能「圧縮の方法」
- 防犯カメラの基本性能「SDカードと対応」
- 防犯カメラの基本性能「音声マイク内蔵、双方向通信機能」
- 防犯カメラの基本性能「AI」
気になるポイントをチェックして、設置環境に最適な防犯カメラ選びの参考になさってください。なお防犯カメラの性能・機器選びに迷ったらお気軽にご相談ください。
防犯カメラ設置・運用サポートも対応
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*カメラの機能により検索できる内容は異なります。